トレードは他のビジネスより簡単!?

ツイッターで右記このようなアンケートを取らせていただきました。希望の多いものからブログ作成、動画作成をしようとおもったのですが、簡単ですぐ始めれるものから始めた方がよいことと、トレードの学習を進めていくうえで、ぶつかる壁を分かりやすく体系的に説明するためには、下記の順番がいいなぁ、と思いましたのでそのようにブログ・動画作成をしよと思います。これからトレードの勉強をする方、もう始めている初心者の方もこの順番で見てもらって、トレード学習の参考にしていただけたらと思います。

ブログ・動画作成の順序。これからトレードを学習する方の学習順序

  • トレードが他の商売よりも簡単?!
  • トレードが他の商売より超ムズイ理由
  • トレードの大敵「認知バイアス」対策
  • メンタルを鍛える!

トレードは他の商売よりも簡単?

「トレードが簡単」というと語弊があるので、「簡単」を「期待値が高い」とか「優位性がある」と読み替えてください。この期待値的な考え方はトレードのベースとなるので、初心者の段階でも持っていることが大事だと思っています。物事の捉え方、考え方だけなので、このブログを読み終わった後からでも、出来ることからすぐ実践していただけたらと思います。

一般市場と為替市場は性質が全く異なる

トレードの為替市場と商売・ビジネスの一般市場で性質的が全く違うところがあります。その性質の違いにより一般的なビジネスよりトレーダーにとって優位性があり、期待値外高い、と言えることがあります。自分が会社を辞めてトレードで稼ぐと決めた理由が実はここにあります。他のビジネスより自分にとっては期待値が高く、優位性があると思ったんですね。今日は、そのあたりをお話しします。

他の職業スキルと比べ、トレードの学習コストは極小
トレードはコスパは最強!

まずは市場の違いの話をする前に、学習コストの話をします。学習コストとは、あるスキルを使ってプロとして稼げるようになるまでの時間と費用と考えてください。

トレードスキルは他の職業スキルより圧倒的に学習にかかる時間と費用が少ない、と言えます。さらに覚えることは他の専門スキルと比べ無いのに等しいくらいに少ないです。さらに言えば、稼げる金額の期待値に対して、これらの学習コストは圧倒的に少なくコスパ最強なのです。これは、「トレードスキルは職業スキル」という動画で話した内容です。自分のように40代で会社を辞めて、また別のことで稼ごうと考えたとします。今から医者になるのは絶対に無理ですよね。誰の目からも明らかです。覚えなければならないことも多いですし分野も幅広い、医師免許を取るための国家試験にもパスする必要があります。大学に行ったり、時間も費用も相当にかかります。

それに対してトレードはどうでしょうか。基本「上がるか下がるか」だけですし、覚えることもチャートの見方、ダウ理論、チャートパターン、あとは相場・投資の用語くらい。
メンタルなど心理学的な部分も必要ですが、それも少し本やYouTubeをみて勉強して実践するだけ。試験もありません。覚える必要はないのです。実践しながら身に着けるだけです。医者や弁護士になること考えたら、覚えることは無いに等しいです。

そのスキルを手に入れるのに必要な時間もトレードの方が圧倒的に短いです。迷晴れFXさんの動画を拝見すると数ヶ月から半年で単月プラスになって、1年程度で負けなくなっている例も散見します。自分の場合でも数年でトータルプラスを出せるようになりました。学習費用も最初のトレードで初期段階の学習用資金(負けてもいい金額)は自分でコントロールできます。医者や弁護士なら学校行ったり、費用もけた違いです。トレードなら学習教材はYouTubeだけで十分です。

これだけ聞けば、トレードはコスパ最強だと思いませんか。しかも稼げる額はレバレッジをかけられし複利効果も合わせると、稼げる額の期待値の上限は理論上無限大です。

他のビジネスと比べ参入障壁は限りなくゼロ。
ランニングコストもゼロに等しい。

これはメリットでもあり、デメリットでもある点です。

ー般的なビジネスを始めるにあたっては初期投資に設備が必要だったり、物販なら在庫が必要です。ビジネスの種類によっては、家賃や人件費などの固定費もかかります。それに対して、トレードならパソコンとインターネット環境、あとは口座を作って資金を入金するだけ。パソコンとインターネットは今ではどのビジネスでも必需品なので、トレードを始めるコストとしては、ゼロと言えます。一般ビジネスでは、立ち上げ段階の資本金は初期投資の設備や在庫に消えますが、トレードは100%投資に使えるます。これは他の一般的なビジネスに対して圧倒的に優位な点です。

参入障壁がゼロのデメリット面としては、初心者でもプロと同じ土俵に立ってしまう、ということです。「トレードスキルは職業スキル」という動画でも話をしましたが、ハイレバでトレードすることは「素人がメスをもって本チャン外科手術をするようなもの」だと思っています。ビギナーズラックもあって、「たまたまメスを入れたら手術は大成功」ということもありますが、調子にのってまた本チャン外科手術をしたら気づいたら自分の腹を掻っ捌いてた、なんて事になっているかもしれません( ´∀` )。

生き残るだけで、勝ち組になる確率は10倍。
圧倒的な期待値の高さ

実際の統計データはないのですが、感覚的にはトレーダの9割は負けていて、残り1割はトントンか勝っている、というイメージです。迷晴れさんのような常勝トレーダーは全体の1%くらいでしょう。あくまでイメージですが・・・

このうち9割の負トレーダは以下のどれかになると思います。

  • トレードがギャンブル感覚
  • トレードの勉強をやったことがない
  • トレードの勉強をやっている(つもり)
  • トレードの勉強方法がそもそも間違っている
  • トレードの勉強を真剣にやっているが、なかなか勝てず泥沼にはまっている
  • ハイレバトレードで資金を溶かした

つまりこのような負トレーダ状態にならなければ、1割の負けてないトレーダー側になれるわけです。最低限資金を溶かして退場するようなことはあってはいけません。だから資金管理が大事なわけです。また負けてないトレーダ組になれば、その中で迷晴れさんのような常勝トレーダになれる確率は10%になります。もともと初心者だったときは、常勝トレーダになれる確率は1%でしたが、負けない状態になるだけで理論上は10倍の10%まで上がることになります。常勝トレーダになれる確率が10%というのはかなりの高確率です。40代のおっさんが医者や弁護士になれる確率は明らかにゼロですが、常勝トレーダになれる期待値が遥に高いと言えます。自分はこの発想でトレードを頑張って続けてきました。

為替市場はトレーダーにとっては永遠にブルーオーシャン

 ここから一般市場と為替市場の性質の違いの話になります。

 一般市場は、需要と供給のバランスで成り立っています。何でもそうです。供給過多になれば、弱者は淘汰されその市場から退場を余儀なくされます。昨今はネット系のサイドビジネスが言われて久しいですが、ひと昔前はブルーオーシャンのジャンルが、今では参入している個人が多くなりすぎ完全にレッドオーシャン化しています。レッドオーシャン下の一般市場にスキルが高い個人が参入しても勝ち残る見込みは相当低いでしょう。

一方、為替市場はというと、スキルがあれば生き残れます。また稼げます。常勝トレーダーが為替市場にどれだけ多く存在しても、また新たな常勝トレーダーを生むことができます。為替市場には強者はどれだけでも存在することができます。トレーダーにとって為替市場は永遠にブルーオーシャンなのです。全く一般市場と為替市場は性質が異なりますよね。為替市場ではスキルのない者だけが淘汰され、スキルがある者は勝ち残ることができます。

一般市場では、強者と同じことをしていると淘汰される
為替市場では、強者と同じ思考、同じ行動をすれば勝ち残れる

 これも一般市場と為替市場の性質の大きな違いです。

 一般市場は最終的に需要と供給がバランスした状態になります。同じ市場に新規に参入したとしても需要の取り合いになるだけです。だから一般市場で戦っている人は、新たな市場(需要)を作るために新しいことを始めなければいけません。一般市場で戦う個人も組織も関係なく、一般市場参加者には同じことが求められます。

 一方、為替市場はどうでしょうか。需要と供給のバランスは全てチャートに織り込まれます。トレーダーは新たに市場を作る必要はありません。ただ値動きについていくだけです。また自分は「チャートは勝ち組トレーダーが形作る」と考えています。これは別の動画の「手法作りは研究職」で話していますが、自分の中では検証済みで「真実である」という結論を得ています。だとすれば、他人と違う行動をするのではなく、強者である常勝トレーダと同じ思考で同じ行動をとればよいことになります。これは一般市場と為替市場の大きな違いです。つまり常勝トレーダの思考・行動を真似すればよいわけですが、これが分からないからトレーダーは苦労するわけですが(笑)

リスクを全て自分でコントロールできる。
コロナショックのような外部要因もコントロール可能
全ての外部要因はチャートに織り込まれる

 これも一般市場参入者にくらべ、トレーダーが圧倒的に優位性がある点です。コロナショックは多くのビジネスで避けれれないリスクになっています。しかり為替市場はコロナショックもチャートに織り込まれます。チャートに織り込まれるということは、チャートが吸収してくれていると解釈できます。為替市場は海のような懐の深い壮大な存在だと思っています。

トレーダとして気を付けるところは、コロナショックのような大波の時は、漁に出なければよいのです。嵐がおさまって、波がおさまったときに漁に出ればよいのです。トレーダーは待っているだけでリスクを回避できます。一般市場では待っていてはただの問題の先延ばしになってしまいます。何か手を打たなければ、リスクを回避は出来ませんし、時間もそれほどかけることもできません。

一般ビジネスでは面倒なクローズ。トレードならクローズも一瞬

 一般ビジネスのクローズ(会社で言えば解散か事業精算)は大変です。起業して株式会社を立てたのであれば、クローズする時は借金を全て清算する必要があります。全ての借金を清算してトントンかプラスで終わればいいですが、借金だけ残ることもあります。既存顧客があれば、顧客に迷惑をかけないように同業者の紹介も必要でしょう。従業員がいれば、再就職先を探してあげたり、お店をやっていたのであれば、店を閉めると決めても大体最低3か月くらいは家賃を支払い続けなければなりません。長いところでは半年というところもあります。またお店も現状回復にも費用がかかります。そもそも今まで賭けた労力と費用によるサンクコストバイアスがかかり、ビジネスに見切りをつける決断が遅れます。

 一方トレードのクローズは超簡単です。自分で決断し、マウスをクリックするだけです。

トレードは何回でも再チャレンジできる。

 一人の個人がビジネスや商売を何回も試してはやめてを繰り返して、当たるまでチャレンジし続けるというのは、 時間的にも費用的にも現実的になかなか難しいです。一方トレードはデイトレあれば、週に何回かチャンスがあります。エントリーは一般ビジネスで言う「新規事業への投資、立ち上げ」、イグジットは「その事業の決済」となります。 トレードのエントリーとイグジットは一般ビジネスでいうとこのように例えられます。

 利確パターン

 「時流を読み、店を出す場所、タイミングを見定め、投資金額を決めて出店。ある程度利益が出てきたところで、時流の変わり目かそろそろピークというところで、店を売って投資を回収する。」

 損切りパターン

 「出店したのの、店を出す場所、タイミング、商品も流行りと逆行しており、お客が思ったほど来なかった。このまま続けても固定費がかかり続け、赤字を垂れ流す結果になる。時流が読めなかった自分の誤りを認めて、店を閉めることに決めた。」

トレードもこのビジネスを起業する感覚が大事だと思います。時流を読む、という点においては他の一般ビジネスと変わりません。時流を読み、適切なタイミングで仕掛ける、遅すぎても早すぎてもいけない、という点においてトレードも起業と変わらないと思います。

一般市場は時代とともに衰退する 
為替市場は国が存在する限り無くならない
年をとっても目が見えて頭がさえてれば稼げる

これも一般ビジネスに対してトレードが圧倒的に優位な点だと思います。一般市場は永遠に続くものはほとんどないですが、為替市場は国が存在する限り無くなりません。またトレードスタイルも何年、何十年かあとでもそれほど大きく変わらないと思います。自分の中ではAIが出てきても人間の裁量トレードには勝てないと思っています。これはあくまで自分の仮説ですが・・・

目が見えて、頭がさえていれて、トレードスキルがあれば、年をとってもお金は稼げます。まだこの先20年は死ねない、稼がなければならない40代のおっさんにはとても魅力的でした。ここに関しては自分の健康だけがリスク要因なので、自己管理をしっかりやるようになりました。今は1日1食~2食のプチ断食、できるだけ毎日運動して病気になるリスクを下げる努力をしています。運動はメンタリストのDaiGoさん推奨のHIIT(ヒート)をやっています。20秒激しい運動、10秒休憩を8セット。ウォームアップも含め1日たった15分の程度の運動ですが、かなり体力がついて自信がつきました。自宅マンションの階段20階分上るウォーミングアップをやっていますが、今では小走りで階段20階上がれるようになりました。

まとめ

一般市場と為替市場の性質の違いにより生じるトレードの優位性、期待値の高いところを紹介してきました。トレードは期待値に賭けるゲームの側面があるので、初心者の段階からこのように何事も期待値的に考えることが重要だと思います。多くのトレーダーが期待値的な考え方をせず、手法に固執するため勝てないのだと思います。一生懸命トレードを勉強しても勝てない人は、原因の1つにこれがあると思います。別動画でも機会あれば話しますが、トレードの大敵「認知バイアス」対策にはこの期待値的な考え方は不可欠です。何事もそうですが、自分が今から始めようとしていることがどうゆう事なのか、よくよく考えることは大切だと思います。

最後に、トレードで勝てるようになるため期待値を高める手順と発想

  • まずは退場しないこと(資金管理が大事)
  • トレードを続けるだけで勝てる確率は10倍になる。
  • 全ての事象に期待値的な物事の捉え方が大切。コロナ、健康管理、仕事など日常でリスクリワードを評価する考え方を身に着ける

あとは正しくトレードを学び、一歩一歩進むだけです。実はこれがトレードの一番難しいところなのですが・・・(笑)

ではでは