トレード手法作りは、研究職

手法とは・・・

トレードで勝つためのもの、稼ぐためのもの、と言えばそうなのですが、今回は「手法」について深堀して考えたいと思います。
ここでは稼げる手法を「手法」と言う事にします。今回はその稼げる適切な「手法」について深堀して考えたいと思います。
別の言葉で「手法」を言い換えればこのように言えると思います。

① 再現性があること
② 期待値(リスクリワード)が高いこと
  理想は1:2以上

③ 勝っても負けても自分自身で納得できること

勝率はあまり関係ないと思っています。再現性があり、期待値が高ければ、結果として勝率も高くなっていきます。自分の場合はそうでした。
負の9割以上はルール無視・認知バイアスや感情に支配された不合理な自滅トレードなので、手法作りの際にはあまり勝率を意識しなくてよいです。
勝率は50%と設定して期待値で考えるとよいと思います。

①②は、皆さん既知のことで、頭では理解できることだと思います。

③の「勝っても負けても自分自身で納得できること」というのは、非常に重要なポイントになります。
手法は、勝ち負けにフォーカスされがちなので、この点は軽視されがちです。というか全く意識すらされていないことが殆どだと思いますが、
トレードを長く続けるため、またトレードが上達するための必須要件だと考えています。

情報商材・セミナーで教わった手法で勝てない原因だったりもします。心底その手法を信頼しているわけではないから勝てない訳なんですがね。
③の「勝っても負けても自分自身で納得できること」については、また別ブログで述べたいと思います。

①再現性のある手法とは・・・

相場で継続的に勝っていくためには、再現性のある手法であることが必要です。

再現性のある手法とは、相場のある規則性に対して期待値の高いトレードを行う事

言われてみれば当たり前ですが、これをさらに深堀していきます。今回のブログでは、「相場のある規則性」について述べたいと思います。
「期待値の高いトレードを行う」はまさに手法の部分でエントリータイミングだったりエントリールールの事になりますが、こちらは別ブログで述べたいと思います。

相場の規則性

相場には規則性があります。勝ち組トレーダーはその規則性を利用して相場の波に乗り利益を出しています。
「再現性のある手法」を得るためには、相場の規則性に沿ったものが必要です。ここで相場の規則性って、という話になります。

規則性は観測によってのみ発見される。
そしてその規則性から何かしらの法則を見出す。

前々項の「③ 勝っても負けても自分自身で納得できること」のためには、相場の規則性を自分自身で見つける必要があります。これはとても重要な事です。たんたんのFX日足予報や他のYoutubeチャンネル、FX関連ブログを参考にすることは問題ありませんが、これらの情報は参考程度に土留め鵜呑みにしないことが重要です。どこまでも自分自身で気づきを得ることが大切です。自分で気づいた規則性・法則性から手法作っていく必要があります。

チャートを観測して規則性を得る仕事は、研究職と同じ

このチャートを観測して自分自身で規則性を見出していく作業・仕事は、研究職と同じです。それこそ万有引力の法則や運動力学、電磁気学、エネルギー保存の法則などはまさに観測から法則性が導き出されました。この法則性を得るためにも相場の原理原則を加味しながらチャートを観測することで、より早く正確に規則性を見出すことができます。

さらに相対性理論や量子力学のように、仮説を立てて観測によって仮説の正しさを検証する、ということも行います。まさにチャート観測は研究対象が違うだけで、研究者の仕事と同じことをします。

相場の原理原則

原理原則は、チャート観測の前提条件です。当たり前のことですが、ここを頭に入れてチャートを観測する必要があります。

相場の原理原則

 相場は注文によってのみ動く
 (保有ポジションでは動かない)

「相場は注文によって動く」はその通りで当たり前な話です。チャート(レート)は注文がなければ動きません。注文の偏りによって、上がったり下がったりするわけです。保有ポジションも決済されなければ、チャート形成に関係ありません。保有ポジションは損切りや利確されないといけない訳で、そういった決済レート付近の細かな値動きも観測対象になります。損切り巻き込んで一気に100ピプス以上伸びる波も注文の極端な偏りによってそのようなチャートになるわけです。

たんたん相場仮説

自分がチャート観測をする際に立てた仮説が下記になります。今では自分自身の観測によってこれらの仮説は正しいと自分の中で検証済みです。

 ①勝ち組トレーダは必ず存在する
 ②裁量トレーダーは既知の理論・手法でトレードする
 ③相場参加者の殆どは利益を得るために相場に参加している
 ④相場によって相場参加者が異なる
 ⑤チャートは勝ち組裁量トレーダによって形作られる

①勝ち組トレーダは必ず存在する

Youtubeでしか見た事なく会ったことはないですが、常勝の億トレーダは必ずいるでしょう。
この仮説が正しくなければトレードをする意味がないですし、トレードをする目的・スタート地点であります。
なのでこれは「正しい」と大前提としました。

ここの仮説の正しさから派生する結論は・・・

勝ち組トレーダーと同じ思考・同じチャートの見方・同じトレードをすれば勝てるようになるはず。

と言う事です。真似するというか、マインドや行動などを勝ち組トレーダーが行ってきた事、また現在の状態に近づける努力が必要ということを意味します。

②裁量トレーダーは既知の理論・手法でトレードしている

また勝ち組トレーダが使っている知識・手法も既知のものと考えました。ダウ理論、レジサポ、押し目買い、戻り売り。後はエリオット波動やグランビルの法則などもありますが、これらもダウ理論の派生のような感じだと思います。一通りこれらの既知の理論・手法は勉強する必要があります。あとはこれらを相場という実戦場で使える武器にすれば、勝てるようになると結論付けました。

③相場参加者の殆どは利益を得るために相場に参加している
④相場によって相場参加者が異なる

③「相場参加者の殆どは利益を得るために相場に参加している」は当たり前と思うかもしれませんが、FXでは実需もあります。実需もトレードに加味する必要があるのか考えたわけですが、主要通貨ペアでは為替差益目的のトレーダがおおよそ支配的だろうという結論です。雇用統計などの指標で動くことはありますが、それは一時的なことで結果チャートに吸収されます。まさにダウ理論の「全ての事象はチャートに現れる」です。チャートにテクニカルな規則性・法則性が当てはまる以上、相場の支配者は「テクニカル手法を用いているトレーダー」と言えます。

④「相場によって相場参加者が異なる」というのも当たり前な話で仮説というより大前提に近いところですが、トレードすべき通貨ペアを選ぶときに重要になる点です。自分のメイン通貨ペアは、ドル円・ユーロドル・ポンドドルですが、オージドルには、自分のテクニカルが当てはまったり当てはまらなかったりします。結構いろいろ検証しましたが、なかなか自分の手法や法則性(特に移動平均線を使った波のリズムの取り方)は違う感じがします。またトルコリラやその他のマイナー通貨も為替差益目的のトレーダが少なく、相場支配者は異なる印象です。ただゴールドはUS株価指数系は結構テクニカルが当てはまるので、自分のメイン通貨ペアでトレードしている人は、それもやっている人が多いのかな、と思ったりもしています。通貨ペアの話はまた別のブログで述べたいと思います。

③チャートは勝ち組裁量トレーダによって形作られる

これも今では真だと確信しています。この仮説を思い立ったスタートは「迷晴れFX」さんの週刊チャートナビでした。毎週エントリーポイント解説をされているのですが、サクッと50ピプス以上の伸びる波を取られています。ここから以下の様に考えました。

この50ピプス以上伸びるところというのは、注文が偏っているわけで、勝ち組トレーダはその波に乗って利益を出しているはず。だから、この伸びる波の前後でチャートがどうなっているのか、短期足チャートから上位足チャートのチャート形状、相場環境はどうなのか、つぶさに観測をする必要がある

ここでもはやりチャート観察を始めました。下記のドル円チャートのように伸びているポイントを1分~4時間足チャートまでつぶさに観測します。実際に動いているチャートを見ることが一番いいですが、あとから出来上がったチャートに自分なりに考察を加えるのもいい点です。また迷晴れFXさんはこと時どう考えたのか、週ナビで検算したりもしまた。この瞬間自分が考えていたことと、勝ち組の迷晴れFXさんとの思考にずれがなかったか確認しました。自分の日足予報チャンネルでも、前日の値動きについて触れていますし、その日の相場環境を解説しているので、自分の見方とずれがないかチェックすることをオススメします。

いずれにしてもデイトレ裁量トレードで勝ちたいなら、つぶさにチャートを観測しないと勝てませんし、伸びる波をやっぱり取っていきたいですから、しっかりチャートを観察して波の規則性を見出さなくてはなりません。あとチャートの形だけでは、法則性は見出せません。相場環境が重要になってきます。自分が日足予報で言っている「買い先行・売り先行」と言っているやつです。チャート形状に単純に表れない部分なので、その相場感も踏まえてチャート観察を行ってください。

チャート観測のコツと手順。夏休みの宿題「アサガオ」観察と同じ

チャートから規則性を見出すチャート観測のコツと手順は以下になります。

①エントリーせずに、チャートを見る
②暇があればチャートを見る。毎日チャートを見る
③値動きから何かしらの気づきを得る
④値動きに自分なりの解釈・意味づけ(言語化)をする。
⑤チャートを印刷して、自分解釈を含め記録を取る

①エントリーせずにチャートを見る

一度はエントリーせずチャートを眺めることをオススメします。何故かというと、エントリーするとどうしても勝ち負けに目が行ってしまって、値動きに注目できなくなってしまうからです。1~2カ月やってみることをオススメします。

②暇があればチャートを見る。毎日チャートを見る
③値動きから何かしらの気づきを得る

チャートに慣れて、値動きの気づき見出すためには毎日チャートを見る癖をつけることが大事です。
チャートから何かしらの規則性・法則性の気づきを得るためには、できるだけ多くチャートに接する方が有利です。
かくいう自分はもうFXを始めて4年目以上になりますが、何かしらの気づき・発見があるので、FX初心者の方はたくさんあるはずです。

しかし見るべきポイントは何処に規則性があるのか、最初は分からないと思います。
自分も最初1日中チャートに張り付いているときは超苦痛だったことを覚えています。
何が行われているかさっぱり分からなかったからです。
2日チャート眺めだけやってみてこれはダメだと思い、妻にそのことを話したことを覚えています。

しかしずーと見ているうちに少しずつ何となく分かるような気がしてくる値動きが出始めました。
最初の気づきは、東京時間のレンジブレイクをヒゲでダマシになってすぐに戻る、という値動きだっと思います。
些細なことでも気づきが得られたと、それを自身の成長の糧として、毎日チャートを見続けることが大事です。
分けわからないことをし続けることほど、疲れることはありませんからね。
「毎日チャートを見続ける」という1点をとっても工夫が必要です。

④値動きに対し、自分なりに解釈・意味づけをする(言語化する)
⑤チャートを印刷して、自分解釈を含め記録を取る

チャート観測によって気づいた値動きに対して、自分なりに解釈・意味づけをしてください。
これは言語化といいますが、言語化は人間が何かしら学んだことを覚えたり、応用したり、人に伝えたりするために古来から行われてきた習慣です。
解釈はたとえ間違っていてもいいので、自分の言葉で値動きに意味づけをしてみてください。
別に学校のテストでもありませんし、誰かに見られるわけでもありませんので、必ずやってみましょう。
多少間違っていてもやり続けることで、だんだん勝ち組トレーダ側に修正されていきます。
というかそうなると信じてやり続けるしかなくて、ここが結構つらい点ではあるのですが・・・

解釈や意味づけの修正については、自分の日足予報チャンネル迷晴れFXさんの週ナビなどでチェックするのは良いと思います。
また迷晴れFXさんは迷晴れボックスという初心者トレーダ向けのお悩み相談をされていますし、自分も日足予報チャンネルの動画にコメントいただければ、
自分のその時の解釈を返信しますので、活用してみてくさい。

またチャートを印刷して、自分解釈を書き込み、記録を取ることをオススメします。
過去に同じような値動きがあったときに見返せますし、その時の解釈と今の解釈の違いを見ることで自己成長も実感できるはずです。
自分は初心者のころに印刷したチャートはキングファイル3冊分(下記画像)になりました。

自分は今では時間節約のためにパワポにチャート画像を張り付けて、簡単にエントリーポイントと利確・損切りラインを入力しているだけですが、
いまでも日足予報のついでにチャートの記録を取っていますし、過去チャートを見返すのに利用しています。

毎日チャートを観察し、些細な気づきを記録に取り続ける。子どものころ夏休みの宿題でやったアサガオの観察のようなことをFXで勝つために必要なことだと思います。

チャートの規則性から、シンプルな法則を導き出す

チャートの規則性から、シンプルな法則を導き出すことが大事です。規則性を法則に変える過程は、これも言語化になります。
自分が行きついたシンプルな相場の法則は下記になります。

相場はレジサポの戦い
買われる余地があれば、買われる
買われる余地がなくなれば、売られる
目標まで波は伸びやすい

こちらの法則については、また別ブログで紹介したいと思います。
少しでも皆さんのトレードに役に立てばと思います。

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